感動する燻製!本格派厚切りスモークサーモンの作り方(冷燻)

感動する燻製!本格派厚切りスモークサーモンの作り方(冷燻)
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スモークサーモン。

燻製を作り始めて、最初においしく出来て感動した品です。

良く想像するような長持ちするスモークサーモンを作るのは大変ですが、
おいしい風味をつけるだけならそれほど難しくありません

本記事ではスモークサーモンレシピの簡易版を紹介します。

筆者は2009年から燻製を作り続け、キッチンで10分あれば出来る燻製から大型のスモーカー(燻製器)を使った1か月かかる本格的な燻製まで、色々なレシピを考えています。
燻製が一般的でない頃から燻製教室を行って燻製を広めたりもしています。

スモークサーモンのレシピは改良を重ねており、↓ の記事が最新版なので良かったら見てください!

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【決定版】本格スモークサーモン(冷燻)の作り方 ~ソミュール液配合から各工程のコツ 本格的なスモークサーモンを作りたい方へ、全てを伝授します。これ以降、レシピ変えていませんのでこれが私の決定版です……

作り方(レシピ)

〇ソミュール液

水450cc
白ワイン50cc
塩45g(9%)(沖縄のさんごマースを使用)
三温糖15g
ローレル3枚
ホワイトペッパー1g
ブラックペッパー2g
玉ねぎスライス1/4個
セージ少々
ローズマリー少々

作り方(工程)

ソミュール液を鍋で一煮立ちさせ、冷蔵庫で冷やしておきます。

ソミュール液をこして、液体だけ取り出します。
それをサーモンと共にジップロックに入れ、さらに口をフードシーラーでシールします。


丸1日~2日程漬けこんだら、水で洗いつつ塩抜き。
スパイスが取れる程度に30秒くらい水で流すだけでOKです。
表面をピチットシートでくるみ、一晩冷蔵庫へ。


魚介類の燻製に必須なピチットシートは下記を使ってます!

ベーコン等を作る際も旨味が逃げず自然乾燥とは仕上がりが全然違うので、季節問わず必ず使った方が良いです。

ピチットシートの使い方は以下の記事で詳しく解説しています!

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風乾工程の必需品、ピチットシートの使い方とメリット!

表面にオリーブオイルを塗って5時間ほど外で風乾。
ピチットシートだけだとどうもサーモンの身が締まらない気がして、いつも風乾してます。
オリーブオイルは好みですが、個人的には塗った方が好きです。
風が強くて乾燥が激しいようなら、オイルを2度塗りしても良いです。

風乾後。

燻煙します。
サクラのスモークウッドを合計1本半、5時間燻しました。
煙はチョロチョロな感じでやりました。

今回初めてスモーカー内に保冷材を入れてみましたが、逆に10℃くらいになってしまって低すぎました(^^;
5℃以下くらいまで冷え込んだ日なら保冷材いらなそうですね。
(水分を飛ばして身を締めるために15℃~25℃が良いと言われてます)

完成!フードシーラーで真空パックして冷蔵庫へ。

火を通してないのと塩も控え目なのでいつも早めに食べてしまいます。
と言っても真空パックなら1週間ちょいは全然平気です。それ以上は怖くて置いた事ありませんが、もう少しもつかも?

低い温度を保てればベーコンより簡単な部類に入るので、
冬の間は月1~2回作ってます♪

この記事を書いた人 Wrote this article

kenshi2009

写真家でもある、燻製料理愛好家。食の魅力を写真で捉え、燻製という奥深い調理法を探求し、日々の食卓を豊かにしています。燻製教室を開催するほど情熱を捧げた料理に関する専門知識と情熱を皆様にお届けします。燻製16年目🍖、写真25年目📷、ブログ25年目📓。 奈良好き🦌 Twitterにほぼ毎日います!【SNS一覧:https://lit.link/kenshi2009】