燻煙時間と無塩ナッツが肝。ミックスナッツの燻製作り方とナッツの選び方

燻煙時間と無塩ナッツが肝。ミックスナッツの燻製作り方とナッツの選び方
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今回の記事はナッツの燻製についてです。

工程は簡単なのですが、意外と渋くなったり水分を吸って湿気ってしまったり、失敗経験がある方もいらっしゃると思います。

本記事では意外に難しい点もあるナッツの燻製について注意点とコツを解説します!

筆者は2009年から燻製を作り続け、キッチンで10分あれば出来る燻製から大型のスモーカー(燻製器)を使った1か月かかる本格的な燻製まで、色々なレシピを考えています。
燻製が一般的でない頃から燻製教室を行って燻製を広めたりもしています。

ナッツの種類選び方

ミックスナッツは何でも良いですが、
アーモンドとクルミは若干渋くなりやすいのでナッツの種類を混ぜてやる時は、煙のかけすぎに注意です。

また、燻製すると風味が良くなるので、塩分が少なくても十分に美味しいです♪
いつも塩付きのナッツを食べている方でも無塩ナッツを半分程度混ぜると、塩分が控え目になって食べやすいのでおすすめです。
もちろん、普段から無塩ナッツを食べている方はそのまま無塩ナッツが良いと思います。

細かい技ですが、買う時にジッパー付きの袋入りのナッツを買うと、燻製してそのまま戻せばジップロック買わずに保存可能です♪

ナッツの燻煙時間

燻煙時間は30℃なら2~3時間、60℃なら1時間くらい。

ナッツに風乾は不要です。

ナッツに熱燻はおすすめしません。

ナッツの香ばしさが失われるのと、濃い色が付き過ぎて見た目にも良くありません。

また、熱した後冷める工程で湿気りやすいです。ナッツに限らず、熱燻は作り置きに向かず、5分~10分程度落ち付かせたらすぐに食べることをおすすめします。

ナッツの燻煙方法

チップはサクラ or ヒッコリーが普通ですが、変わった香りとしてはウィスキーオークを使うと芳醇な香りで良いです。

今回はミックスナッツ、カシューナッツ、マカデミアナッツ、ピーナッツを用意。

クッキングシートの上に並べます。

クッキングシートは煙を透過するので、シートに面した裏側にも色が付きます。

ヒッコリーとサクラのチップを30分に1回交互に投入し、50~60度で2時間半、温燻します。
良い色がつきましたね!

そして、ジップロックの節約のため、元あった袋に入れて口を熱溶着。
ジップロックやフードシーラー専用袋の値段は結構しますからね・・・

フードシーラーは、袋の入口を熱溶着するためにも使えます。

しかし、袋に戻すと何もしてないみたいに見えますね。
家族も、「あれ、これは燻製したやつ?」と戸惑っていました(笑)

通常通り、真空パックで小分けにするのもアリですね。

フードシーラーで封をする場合、純正のシール袋を使っても後から空気が入ることが良くあります。。

下記の記事で空気が入りにくいパックの仕方を紹介しているので、困っている方は是非読んでみてください!!

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kenshi2009

kenshi2009

写真家でもある、燻製料理愛好家。食の魅力を写真で捉え、燻製という奥深い調理法を探求し、日々の食卓を豊かにしています。燻製教室を開催するほど情熱を捧げた料理に関する専門知識と情熱を皆様にお届けします。燻製16年目🍖、写真25年目📷、ブログ25年目📓。 奈良好き🦌 Twitterにほぼ毎日います!【SNS一覧:https://lit.link/kenshi2009】