フードセーバー、フードシーラーを使う人は是非試して欲しい、失敗しない真空パック方法です!

シールした後に空気が入っている・・
フードセーバーを使ったことがある人は
- シールしたけど、空気が残っている・・
- うまくシールできた!と思って冷蔵庫に入れておいたら空気が入っていた・・
- フードセーバー純正の袋が高いのに失敗する!
というのに悩まされたことがあると思います。
実際私も本体やシール用の袋を何種類ずつか試してみましたが、
成功率は良くて8割くらい
2割以上は、数週間後に空気が入ってしまっています。
シール用袋は高いので、失敗するとガッカリします(笑)
下記の方法でシールすると、95%以上の成功率が出ています。
しかも、フードセーバー純正の袋よりも安く真空パックができます!
お決まりの文句ですが、純正の袋を使わないので自己責任でお願いしますm(_ _)m
失敗しない真空パックの方法
ナイロンポリとポリエチレン製ネットを準備
下記の2つを使ってシールします。
1つは、ナイロンポリ。
業務用のものは丈夫で大量に入っていて安いです。

ナイロンポリだけだと、シールはできるのですが、中の空気がうまく抜けません。
そこで、下記のポリエチレン製ネットを使います。
水切りネットなど、食品の近くで使う目的のネットの方が良いと思います。

裏を見て材料が「ポリエチレン」のものを選んでください。
材料が違うとうまくシールできないと思います。

あとは、シールします!
具体的な真空パックの手順は下で説明してます。
真空パックの手順
- ①ナイロンポリに食材を入れる
- ②食材の近く(数センチ)くらいまでポリエチレンネットを入れる
- ③ナイロンポリとネットを両方まとめてシーラーで挟んでシールする

ポリエチレンネットが中の空気が抜ける道を確保しつつ、
一緒に溶けてシールされるので、隙間も残りません!

純正の袋より楽で成功率も高いので、私はもう2年近くこの方法ばっかりです。
ナイロンポリに食材が入らない場合だけ、フードセーバー専用の袋を使ってます。
フードセーバー専用の袋は、上下両方を閉じないといけないのに対し、
ナイロンポリだと入口だけ閉じればシールできるので、その点でも楽です♪
是非試してみてください(^^)
商品例
ナイロンポリとポリエチレン製ネットは、下記のような物です!
ナイロンポリは、大きさで値段もあまり変わりませんし、少し大きめの方が色々な食材に使えるかと思います。


また、フードセーバー、フードシーラーはAmazon検索すると色々出てきます!
過去何機種か使ってきましたが、感覚的には、やはり値段が高めの方が成功率は高い傾向です。
感覚的に、1万円以上でレビューが悪くない機種(例えば下記)だと満足の行く使い勝手でした。
値段が安すぎると耐久面の不安がありました。具体的には、ゴムパッキンがすぐダメになったり、熱で袋を閉じる(シールする)能力が落ちてきたり等です。成功率も悪いです。
食材の発酵等によって中から空気(ガス)が発生する対策
真空パックする食材の種類や衛生状態によっては、パック内に僅かに残った空気で発酵が進むことで中から膨らんでしまうことがあります。
対策としては殺菌目的なら真空パック状態で煮沸消毒する手もあります。
でも、手間がかかる上に火が通り切っていない食材を煮沸すると火が通ってしまいます。
そこで、お手軽なのはアルベール等の食品用品質保持剤を使うことです。
市販品でも、どら焼き等に一緒に入っていますね。
意外かもしれませんが、Amazonで簡単に入手できます。
以下を真空パックする際に一緒に入れておきます。

また、私は燻製ナッツを作る際に湿気対策で乾燥剤を一緒に入れています!
こちらもクッキー等の包装で良く見かけます。
下記のcotta(コッタ) シート乾燥剤は、シリカゲルと違ってシート状で高い吸湿性能があるので、使いやすいです♪
真空パック仕上がりの参考記事
この記事で紹介した真空パック方法を使うとどんな仕上がりになるかは、下記記事が参考になります。
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