- 魚介類の燻製作り方
- 2012-11-15
瞬間70℃まで耐える、溶けないチーズはこれ!スモークチーズの作り方【水分に注意】

もう冬後半ですが・・
冬は燻製の季節です。
気温が低いので冷燻も簡単、空気も乾燥していて燻製が成功しやすい。
さらに、日本の冬は雨が少ない地域が多いので長期間の燻製もやりやすいです!
良く、作り置きするスモークチーズ。
良く考えたら作り方を一度も書いていなかったので、書いておきます!
スモークチーズはプロセスチーズが一番やりやすいですね。
溶けないチーズはこれ!
おすすめは、下記のファミリアチーズです!
何も考えずに煙をかけても、短時間なら70℃くらいまで溶けずに耐えてくれます(^^)

スモークチーズの作り方
パッケージから出すと、少し表面が湿っていることがあるので、その時はキッチンペーパーで拭いて30分くらい乾燥させましょう。
30℃なら2~3時間、60℃なら1時間くらいの燻煙です。
温度は低いほど熟成された深い味わいになるので、可能なら低めの温度にチャレンジしましょう♪
時期や燻煙の温度によりますが、途中でチーズ表面から水分が出てくることがあるので、途中で1,2回開けてキッチンペーパーで水分を拭き取ると、渋味が減って表面も綺麗に仕上がります!
チップは無難にサクラ or ヒッコリー、少し変えてみたい時はリンゴのチップを使うとほんのり甘い香りがします。
30℃くらいの燻煙に慣れたら、溶けやすいナチュラルチーズに挑戦してみるのも楽しいです!
燻煙の条件と時間の目安
ファミリアチーズは溶ける温度を保証しているわけではありません。
チーズ原料のバラツキや、長期的な製品の製造方法変更もあります。
さらに、燻煙の条件も人によって違います。スモーカー内の温度って実は正確に測るのが難しいです。上から温度計を挿していても、内部は平気で10℃以上違います。
なので、少し低めの温度から様子を見るのがおすすめです。
筆者の条件
チーズは下の写真のような大きなカットで行っています。
イメージとしては、60℃1時間の燻煙で「表面はかなり柔らかくなるが、網の下に溶け落ちない(クッキングシート必須)」という状態です。
同じ60℃でも、チーズの大きさや、60℃を何分保つかでも変わって来ます。
2~3回やれば自分の燻煙環境でのコツがすぐにわかってくるので、まず試して試行錯誤するのが楽しいですよ♪

保存方法
真空パックした方が、香りが長持ちします。
が、ジップロックでもスモークチーズは1ヵ月くらいで食べた方が美味しいです♪

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この記事を書いた人 Wrote this article
kenshi2009
燻製するフォトグラファー。燻製教室と写真撮影でお仕事したりブログ書いてます。燻製16年目🍖、写真25年目📷、ブログ25年目📓。EOS R6使用。 燻製も写真も季節を楽しみながらやってます🍂 写真の無断転載は禁止。奈良好き🦌 Twitterにほぼ毎日います!【SNS一覧:https://lit.link/kenshi2009】