冬のスモーカー内温度分布検証~ベーコン、ヒレハム

冬のスモーカー内温度分布検証~ベーコン、ヒレハム
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冬の温燻は温度が上がらない

ベーコン、ヒレハムを作りました。

以前寒くて風が強い日に燻製をした際、温燻を行う65℃~75℃までスモーカー内の温度が上がりませんでした…
600Wの電熱器をフル稼働して55℃程度が限界でした。

そこで、今回は秘密兵器!
いつものように肉をセットし・・

ダンボールで囲みます!
北海道とかだとこんな物じゃ焼け石に水みたいですが(^^;
このスモーカーは下からのすきま風に結構弱そうだったので足元を囲みました。

ダンボール効果もありスモーカー内の温度は最大72℃まで上昇!


スモーカーの真ん中と角は温度がどのくらい違うのか?

そこでふと気になって、ちょっと実験。
いつもはサーモスタットをスモーカーの真ん中に挿して、温度計を角に挿しています。

しかし、スモーカーの真ん中と角は温度がどのくらい違うのか?

サーモスタットの設定は50℃に対し、温度計が示す温度は62℃

サーモスタットの作動温度は絶対値と結構ずれるというのは聞いていたので、
ウチのサーモスタットは設定したい温度から10℃くらい低い設定にすれば良い、と思って使っていました。

そこで、スモーカーの真ん中に温度計を挿してみる。
温度計が示す温度は66℃

以前読んだ本で、スモーカーの天井のうち、角と中央は5℃くらいの差があると書いてあるのを思い出したので、だいたいその通りです。
またその本によると、1mくらいの高さがあるスモーカーなら、天井と内部の中心はさらに5~10℃程差があるということです。
上の状態だと天井中央が66℃なので、高さ70cm程のスモーカーの中心温度は71℃程度になっているのでしょうか。

また、サーモスタットの設定温度と温度計の温度は、サーモスタットを挿している天井の中央付近の温度で比較すると15℃程違うということになります。
いつもほとんど同じ温度で安定してくれるのですが、安定する温度の絶対値は結構適当なんですね(^^;

サーモスタットの使い方については別記事で詳しく説明しているので、こちらも是非読んでみてください。

合わせて読みたい
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サーモスタットで冷燻・温燻が楽になる。味もワンランクアップ! サーモスタット。設定した温度になると、熱源の電源を自動的に入れたり切ったりしてくれるモノです。……

まとめ

まとめると、冬で検証した結果、1mのスモーカーにおいて下記のようになっていそうです。

・スモーカー中央を基準とすると、一番上中央は-5℃程度、一番上の角は-10℃程度。温度計を挿す位置と中央の温度との違いを意識する。

・サーモスタットの反応温度はダイヤルで設定する温度とあまり合っておらず、結構適当か?

温度計と見比べながらサーモスタットの温度を設定、さらにスモーカー内の温度分布を想像して温度を調節してやるともっとおいしいベーコンができるかも?

そんな感じで、温度をしっかり見ながら作ったベーコンはいつもより美味しく出来た気がします

今回私が使用したスモーカーはホームスモーカー ビーバーという商品です。

古くからある商品ですが、金属製で頑丈なため、一度買ってしまえば壊れることはまずありません。
家庭用の大型スモーカーでは定番商品です。

ちなみに、スモーカーの袋はタイヤカバーです(笑)

色々探した結果、下記がジャストサイズ!

タイヤ4本用がちょうど良いサイズでした。


今度、Bluetoothの無線温湿度計を庫内に仕込んで中央の温度も測定試したい所です。

誰かから、是非やってください!と言われればやる気が出そうです(笑)


おまけ。久々に肉を真っすぐつるして燻製したら想像以上に縦に伸びました(^^;

真空パック。

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kenshi2009

燻製するフォトグラファー。燻製教室と写真撮影でお仕事したりブログ書いてます。燻製15年目🍖、写真24年目📷、ブログ24年目📓。EOS R6使用。 燻製も写真も季節を楽しみながらやってます🍂 写真の無断転載は禁止。奈良好き🦌 Twitterにほぼ毎日います!【SNS一覧:https://lit.link/kenshi2009】